皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
3年ぶりの緊急事態宣言の無いゴールデンウィーク。久しぶりに遠出を楽しんだ方もいらっしゃるでしょう。
私も、水戸までロングドライブを楽しみました。お目当ては茨木県近代美術館に開催されている「若冲と京の美術」展です。
伊藤若冲は動植彩画などの、緻密な作品を残した江戸時代の画家。庭に鶏を飼い、その生態を観察写生してたくさんの鶏の絵を描いたことでも知られています。数年前東京で開かれた「若冲」展はものすごい混雑ぶりで、絵より人の頭を見ている時間の方が長いくらいでした。今回はコロナ感染対策での日時予約制なので、ゆったり観られることを期待して、水戸まで足をのばすことにしたのです。
この展覧会は「細見コレクション」という、京都の細見美術館収蔵品のみで構成されています。細見コレクションは、大阪の実業家・細見良に始まる細見家3代の日本美術のコレクション。日本の美術工芸の、殆ど全ての時代、分野を網羅しているそう。京都に行く機会があったら是非足を運びたい美術館の1つです。
展覧会は、京都で花開いた琳派への日本画の流れ、そして江戸琳派の紹介、茶道具の見立ての美、最後の章が若冲の作品展示でした。俵屋宗達や尾形光琳、乾山の作品も展示され、楽しめます。
若冲の作品は、群鶏図屏風や雪中雄鶏図など、若冲らしい作品を見ることができます。 殊に 群鶏図屏風(アイキャッチ画像の屏風絵) の、様々な姿の鶏のリズミカルな配置は、とても楽しいですよ。
茨木県近代美術館は千波湖の辺りに立ち、景色も綺麗です。行楽がてら足を運んでみてはいかがでしょうか。