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2023年12月29日  ♪「モネ 連作の情景」展

サロンコンサートを終えてホッと一息、秋休みを頂いている間に、上野の森美術館へ、「モネ 連作の情景」展を見に行ってきました。

日時予約制ではありましたが、けっこうな混雑ぶりで、モネの人気の高さがわかります。それでも、以前の様に、足の踏み場も無く人の頭で絵が見えない、なんていうことは無いので、助かりました。

モネは印象派を代表する画家。彼の「印象-日の出ー」という作品から「印象派」の呼び名がついたということもよく知られていますね。今回も、素敵な作品がたくさん展示されていました。

モネというと睡蓮を描いた作品を思い浮かべる方も多いと思います。モネは、自分の庭の睡蓮を、日を変え時間を変えて、たくさん描きました。そんな風に日時を変えて1つのテーマを描いたのは睡蓮だけではありません。積みわら、ロンドンのウォータールー橋やチャリングクロス橋などなど、モネは、時の経過とともに移り変わる風景を、キャンパスに写し取ろうとしていたのです。今回の展覧会は、そんなモネの連作に至る過程を追ったもので、とても興味深かったです。

「モネ 連作の情景展」は、1月28日までです。冬休みの間に、ちょっと出かけてみてはいかがでしょう。

アイキャッチ画像は、モネ「ウォータールー橋 夕暮れ」です。

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